石井紘人のFootball Referee Jurnal

【無料コラム】審判委員会「相互理解の向上、レフェリーのレベルアップのため」クラブから意見があった判定について「我々のミスもあった」と公表

本日、日本サッカー協会(JFA)にて『2017 1 JFA レフェリーブリーフィング』が行われた。

今までもJリーグ開幕前やシーズン半ばには記者ブリーフィングが開催されていたが、第3節を終えた時点では初。プレス宛てのリリースは「Jリーグ第 1 節と第 2 節の試合のレフェリング振り返り」が主な内容で、「Jリーグの試合であった事象について説明し、レフェリングや判定について理解をより深めることを目的とするもので、今後も定期的に開催する」と記されていた。

そんなブリーフィングに集まったメディアは30名前後。90分近くに渡り、小川佳実 JFA 審判委員長と上川 徹 JFA 審判委員会副委員長が、FootBallRefereeJournalでも議論となった清水エスパルス×ヴィッセル神戸戦(参考記事:橋本の決勝ゴールはオフサイド?)、サガン鳥栖×柏レイソル戦(参考記事:二つのPK判定の理由)、横浜Fマリノス×コンサドーレ札幌戦(参考記事:三点目のヴィエイラの腕はファウル?)はもちろん、内容になかった第3節も取り上げ、議論となったFC東京×ガンバ大阪戦(参考記事:今野のチャージを岡部拓人審判団はなぜPKとしたか?)にも言及した。その際に小川委員長は、選手へのバッシング記事を警戒(参考記事:「J判定説明会で出た「あの選手」の愚行」という記事)してか、特定の選手に言及するためではないとチームや選手への配慮もみせた。また私見を付け加えると、今回の会見で取り上げられた判定は、誰かを糾弾するためではなく、判定への理解を深めるために一例として取り上げられており、「何でこの試合の誤審は取り上げない!」という論点になっては、相互理解は進まない。

今回のレフェリーブリーフィングを各メディアがどのように報じるのか。それらも含め来週更新の隔週レポートにて詳細に記したい。

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