【コラム連載プロフェッショナルレフェリーキャンプレポート⑧】ゼロックスの真実
「試合が終わった後に、審判の方は(誤審を)認めていましたよ。飯田(淳平)さんも言っていました。」(丹羽大輝)
審判委員会の聞き取りでは、「処分がどうなるか自分にはわからない」「必要があればビデオを確認する」と丹羽に答えただけで、飯田主審は誤審を認めたことを否定。
昨年行われたFUJI XEROX SUPER CUPサンフレッチェ広島×ガンバ大阪戦(参考記事:誤審だったハンドリング)後、異なる二つの報道が流れたが、実際に何があったのだろうか?
丹羽のトークショーでの様子が、Twitterにアップされていた。
「あの時のメディアの前でのコメント、見られているか分からないですけど、普通やったら、『何をしてくれてんだ。僕らのタイトルをとって、PKの誤審までして。僕らはプロなので、年俸下がったり、クビになったりする世界なのに』というコメントを(してもおかしくないけども)僕はまったくせずに。どう思ったかっていうと、僕五歳の息子がいるんですけど『子供たちがJリーガーになった時に、二度とこういうことが起こらないようにしてくださいね』と。あの誤審が今後のため、息子のためになればいい。いま、追加副審が導入されるようになったじゃないですか。
(PK判定後)冬でめっちゃ顔が赤くなって、ヤットさんに『ダイキ、めちゃ赤なってるで。アピールしいや』って言われて、『みてみてーめっちゃ赤なってる』と。でも、審判はあまり見ず(笑)一度、PKと決めたものは、覆すことはできないですから。」
丹羽の言うように、実際に
「今後こういうことが起こらないように、次どうするかを日本のサッカー界として捕えてやって行ければいいし、僕がそのきっかけになればいい。こういうことが起きるのもサッカー。人が判断することなので」とかばった。
と報じられている。
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