石井紘人のFootball Referee Journal

前半18分の横浜Fマリノスマルティノスが傷んだシーンはなぜセレッソ大阪ソウザのファウルにならなかったか?【天皇杯決勝:東城穣審判団批評】

先ほど前半が終了した第97回天皇杯全日本サッカー選手権大会。

横浜Fマリノスのマルティノスがジャッジに不満をみせたシーンがいくつかあった。

たとえば18分。ボールキープしたマルティノスが、セレッソ大阪ソウザのチャレンジで傷む。

東城主審は笛を吹いて手をあげ、マルティノスのファウルとした。「蹴られたのはマルティノスなのに」と不満を持ったサポーターもいるかもしれないが、倒れながらボールを足で挟んだマルティノスの行為が

ボールをプレーしようとするとき、(自分を含む)競技者を負傷させることになるすべての行為であり、近くにいる相手競技者が負傷を恐れてプレーできないようにすることも含む。

【危険な方法でのプレー】が適用された。

大枠は妥当な判定で終えた前半。後半も六人でのジャッジで普通に試合を終わらせて欲しい。

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