石井紘人のFootball Referee Journal

無料:再PK戦となった天皇杯。主審の適用ミスを見抜いた三級審判員とは?【審判批評コラム名古屋グランパス×奈良クラブ】

昨日、66日に行われた天皇杯 JFA(日本サッカー協会) 98回全日本サッカー選手権大会2回戦名古屋グランパス×奈良クラブ戦のPK戦が再び行われることをJFAが発表した。

PK戦となった理由は、次ラウンド進出チームの決定に直接影響を及ぼす、担当審判員による明らかな競技規則の適用ミスがあったため。

「適用ミス」は審判団の誤審「判定ミス」とは異なるもので、競技規則の適用には「主審の判断の入り込む余地のない」。「本来の競技としてのルールを適切に適用できなかったことに判断の余地はなく、非常にクリティカルなミス」だからである。

『スポーツ報知』(参照リンク)によると、昨年の大幅なルール改正までは清水修平主審が下した「蹴りなおし」は正しい判定だった。

が、2017/2018年度版からは「失敗として記録」と明記されている。

そのルールの適用ミスを見極めたのは、一般観戦していた三級審判員だという。

ということでFBRJでは三級審判員とは?を再掲載したい。

 

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