石井紘人のFootball Referee Journal

無料コラム:なぜ浦和レッズ李への川崎フロンターレ鈴木のPKになったスライディングに警告カードが出なかったのか?新ルール?【荒木友輔審判団批評】

90+1分、浦和レッズの李忠成がハーフウェーラインからドリブルを開始し、川崎フロンターレ守備陣の裏をとる。ペナルティーエリアに入られるのを防ごうと、鈴木雄斗がスライディングタックルに行くが、李をひっかけてしまいPKに。

この鈴木のスライディングになぜカードが出ないのか?と話題になっているらしいが、サッカー競技規則には、 

反スポーツ的行為に対する警告

競技者が反スポーツ的行為で警告されなければならない状況は様々である。例えば:

相手の大きなチャンスとなる攻撃を妨害、または阻止するためにファウルを犯す。ただし、ボールをプレーしようと試みて反則を犯し、主審がペナルティーキックを与えた場合を除く。参照リンク

 を適用したのだろう。もちろん、【得点の機会阻止】を適用し、PKで警告も考えられるが。

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