石井紘人のFootball Referee Journal

無料:松本山雅FC×大分トリニータの得点の機会阻止やサガン鳥栖×清水エスパルス戦の金崎へのフレイレのスライディングなど退場レッドカード案件を審判委員会が説明

本日、『2018 4 JFA レフェリーブリーフィング』が行われた。

今回もJFA(日本サッカー協会)審判委員会は「相互理解の向上のため」(参照リンク)にJリーグの判定をオープンにした。

たとえばFBRJ内で「間違いなくファウルではあるが、【得点の機会阻止】の適用を取材する」と記したJ29節の松本山雅FC×大分トリニータ戦(参照リンク)についても審判側から取り上げ、「ファウルではあるが、ボールをコントロールを完全に出来ているか?そういった点からあきらかに決定的とはいえない」とカードの色を説明した。

他にもJ119節のサガン鳥栖×清水エスパルス戦の判定についても、FBRJ内での「主審のスピードアップが遅れ、ベストなポジションがとれなかった。そのためファウルを見極められなかった」という議論から生まれた結論(参照リンク)同様の見解を審判側から伝えるなど、ミスが起きた原因と改善策を説明した。

その他の事象に関しても後ほどレポートしたい。

 

■参考記事:ベストゴールとなった瀬川祐輔のバイシクルオーバーヘッドの裏にあった岡野宇広副審のナイスジャッジ

 

■参考記事: レフェリーブリーフィングで記者から「あの状況で旗をおろしてというジェスチャーは凄い」「全ての状況を把握したレフェリング」声の上がった主審の判断

 

ルーカス・ポドルスキに日本のレフェリー・判定基準の印象を訊いてみた【ヴィッセル神戸×湘南ベルマーレ審判批評】

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