石井紘人のFootball Referee Journal

無料:本日23時アジアカップ決勝キックオフ日本代表×カタール主審はラフシャン・イルマトフってどんなレフェリー?ハンドリングに厳しい?【審判批評】 #アジアカップ #daihyo





本日の日本時間23時にAFCアジアカップ2019UAE大会の決勝戦、日本代表×カタール代表がキックオフされる。

アジアナンバーワンのビッグマッチを割り当てられたのはウズベキスタンのラフシャン・イルマトフ主審だ。が、ラウンド16の日本×サウジアラビア戦を担当した時には、日本からは不満の声が多くあがった。

 

■無料:判定基準に苦しんだ原口「取りに行けば全部ファウルに…。あの中で賢く守れた」(FootballZONE誌)

 

■無料:城彰二氏、日本×サウジアラビア戦のイルマトフ主審の判定に「“中東の笛”にも苦しんだ。倒れればファウル、マイボールが相手ボール……え?というジャッジが多く森保監督が珍しく激高」

 

審判批評でもレポートしたように(参考記事:テレビ解説も批判した「IFFHS選出 4半世紀世界の審判38位イルマトフ」のレフェリングを審判批評した)、確かにイルマトフ主審のレフェリングは、採点45クラスまでいかなかった。

その一方で、「ファウルを厳しく見極める」という基準は伝わってきた。だからこそ、「あの主審はすぐに笛を吹く」と感じたのであろう。ならば、その基準内でプレーするのが、勝利への近道である。

イルマトフ主審がファイナルでどのような基準を示すのか。立ち上がりの15分で掴まなければいけない(参考記事:【石井紘人レポート】なぜ原口元気は日本代表×サウジ戦イルマトフ主審の基準を相手が倒れるとファウルをとると感じたのか?)。

また、要注意すべきなのが、読者の方からコメントがあったようにハンドリングである。これはイルマトフ主審どうこうではなく、今大会はハンドリングに厳しい傾向にある(参考記事:【石井紘人コラム】アジアカップのハンドリングについて)。

ボックス回りからは、“意図がない”ことを示すためにも、念のために腕は後方に組んでアプローチした方が良い。

最後に、日本が決勝に進出したので割り当てはなかったが、今大会に派遣された佐藤隆治主審率いる三原純副審、木村博之主審、飯田淳平追加副審のパフォーマンスが素晴らしかったことを付け加えておきたい(参考記事:佐藤主審、アジアカップで採点5のレフェリング)。

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