無料:W杯三度出場の相樂亨アシスタントレフェリー、現役続行もプロフェッショナルレフェリーと国際審判員は勇退「経験をJリーグはもちろん、若い副審にも伝えたい」【審判批評コラム】
日本サッカー協会(JFA)審判委員会による『JFA Media Conference on Refereeing 2019』(参照リンク)後に、小川佳実JFA審判委員会委員長が相樂亨副審(参照リンク)を呼んだ。
「相樂さんは、長年、プロのアシスタントレフェリーとして頑張ってくれていて、W杯も西村さんと共に2010年、2014年と担当し、日本だけでなく、アジアの副審のレベルを世界にしらしめてくれた。まだ現役は続けますけど、プロフェッショナルレフェリーは終えました。国際副審とプロは終えたというタイミングなので、ご挨拶させて頂ければと思います。」
相樂「国際審判員とプロ審判員は終えたのですが、Jリーグは担当させて頂いて、私がさせて頂いた経験をJリーグの方でというのと、若い副審にも伝えていければと思います。
レフェリーの方々がいうように、主審はピッチの真ん中で孤独な状態で、少し混乱しても助けて貰えない状況の中で常に判断しないといけない。でも、今はマイク(コミュニケーションシステム)もありますので、副審がサポートできますし、しなければいけない時代だとも思っています。そういうことをJリーグでの担当はもちろん、若い副審にも伝えていければと思います。もう何年か宜しくお願い致します。」
最後にもう一度「引退と思われるから挨拶は嫌だって言ったんですけど(笑)引退じゃないですよ」と念押しをして挨拶を終えた。