石井紘人のFootball Referee Journal

無料:その記事は日本サッカーの発展のための批判なのか?  

ドキュメントDVD【審判 ~もう一つのJリーグチーム】

*2019年3月中に発売予定

 

Jリーグも新たなフェーズに突入しているのかもしれない。

FBRJの読者はご存知のように、イングランドプレミアリーグはマーケティングを重要視している(参照リンク)。そのリサーチから、視聴者を増やすために『ゲーム関係者の行動』を正すことを選択した。

そして、それは審判員へのリクエストとなる。

プレミアリーグが掲げた正すべき5つの『ゲーム関係者の行動』

1.レフェリーへの異議

2.審判への抗議的、侮辱的行為

3.審判員への身体的接触

4.審判員を取り囲む行為

5.テクニカルエリアでの行為

https://www4.targma.jp/fbrj/2016/08/01/post6250/

Jリーグも2019年シーズンのレフェリング基準として『ゲームイメージの向上』(後ほどレポートします)を掲げた。

だが、Jリーグがプレミアリーグのように発信できているだろうか?審判員だけが取り組んでは、暖簾に腕押しである。

リーグやチームの意識はもちろん、メディアも『ゲームイメージの向上』を論じなければ、何も変わらない。むしろ、『ゲームイメージの向上』のために掲出されたカードに対して、審判員への批判が起きてしまうかもしれない。

Jリーグのパブレポート(参照リンク)を日本サッカー界に関わる人たち全てで共有できているか?Jリーグが目指すビジョンに対し、サッカー界全体で取り組みたいと家本政明は熱い思いを語った。

家本のサッカー愛に比例するように、メディアからは大きな拍手が起きた。

今季のJリーグはどのように報じられるのか。今までとは一味違うルール講習会だった(全文はこちらから)。

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