石井紘人のFootball Referee Journal

「FWトーレス、判定に激昂→審判制止にスペイン紙注目」のシーンを審判批評してみた【サガン鳥栖×名古屋グランパス:山本雄大審判団批評】

12分にやってきた。名古屋に押し込まれた鳥栖は、バックパスをGK大久保択生が前線へ大きく蹴り出す。落下点に入ったトーレスは、名古屋DF中谷進之介と球際で激しく競り合い、バランスを崩して転倒。しかし、山本雄大主審はトーレスのファウルを取り、名古屋ボールを宣告した。

するとヒートアップしたトーレスが、何やら言葉を発しながらもの凄い剣幕で山本主審の元へ。山本主審は向かってくる元スペイン代表FWを左手で制止させたなか、すかさず鳥栖のMF高橋秀人が割って入り、事態は収まった。

FootBallZone誌は記したが(参照リンク)、判定の〇×の見解についてはレポートされていない。

ということで、審判批評では、しっかりとそのシーンをサッカー競技規則から振り返りたい。

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