石井紘人のFootball Referee Journal

【Jリーグジャッジ】横浜FC×アルビレックス新潟の南のPK、ハンドリング、大宮アルディージャ×モンテディオ山形のバイアーノのゴールパフォーマンス、清水エスパルス監督「ヘディングはハンドリングのリスクを避けてコンパクトに飛べ」

今回の『Jリーグジャッジリプレイ』(DAZN)は扇谷健司JFA審判委員会トップレフェリーグループシニアマネージャーが解説を務めた。

まず、J24節の横浜FC×アルビレックス新潟戦の9分、レオナルドのドリブルを裏からGK南が引っかけてPKとなったシーンについて、「普通の流れではPKかなと思ったが、スローを見ると、どのタイミングでPKなったのかな?」と平畠啓史氏が疑問を投げかけると原博実Jリーグ副理事長は「PKではない」と断言する。

扇谷氏も「映像で見る限りファウルがあったようには見えない。南選手はボールにチャレンジしている。ファウルをとるとするなら、その前(のホールドか)、ファウルに見えるとするのならば左足をフォーカスしたのかな」と分析した。

一方で、41分の横浜FCがアピールしたハンドリングについては、扇谷氏はレフェリーのポジショニングも含めて判定を支持した。

最後にゴールパフォーマンスについて、大宮アルディージャ戦のモンテディオ山形のバイアーノのコーナーフラッグを抜いた行為が取り上げられ、「フラッグを抜いたから警告という訳ではなく、ピストルをイメージした行為がサッカー的に見ている人にどうなのかなということがある。なのでレフェリーによって反スポーツ的行為が出るかどうかは変わります。その判断を任されているのがレフェリーでもあります」とのことだった。

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