石井紘人のFootball Referee Journal

THE PAGE紙「横浜F・マリノス優勝に水を差した主審のお粗末ジャッジ」「松尾主審は耳を疑うような言葉を発している。間近にいたレッズのDF槙野智章が振り返る」(藤江直人氏)

衝撃でバランスを崩した永井は、着地した後に転倒。朴のファウルをアピールするも、木村博之主審は笛を吹かずにそのまま流した。

(中略)

永井によれば、木村主審は朴によるファウルを「角度的に見えなかった、と言っていた」という。

間近で見ていた三原純副審とインカムを介して、ファウルの有無を確認したために、ホイッスルを吹くまでに時間差が生じたのだろう。ファウルを取られるだろう、と覚悟していた朴もすぐに気を取り直し、FC東京の直接フリーキックで再開される試合に集中していた。

「自分は遅れて(永井選手の)足を蹴ってしまったので。ああ、イエローカードなのかと思って、(直接フリーキックに対する)壁の準備をしようと思っていたんですけど」

(中略)

「主審からは『副審と意見をすり合わせたときに、レッドカードの判定が妥当だ、ということで切り替えた』という説明を聞かされました。起こってしまったことは、本当に仕方がないと思っています。自分の不用意なミスが原因だったので」

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20191208-00010000-wordleafs-socc&p=1

 

 

ピッチ上で下される判定に関しては、言うまでもなく主審が最終的な責任を負う。なのに「自分では決められない」とは、いったいどうなっているのか。その後のやり取りを再現するとこうなる。

 

槙野「じゃあ誰がルールを決めるのですか。あなたが裁くのではないのですか」

松尾主審「最後は運営が決めている」

槙野「それならばレフェリーがいる意味がないじゃないですか。あなたは何をしているのですか」

 

松尾主審からは、明確な答えが返ってこなかったという。

(中略)

何よりもマッチコミッショナーによる会見の類が開催されなかったことで、スタジアムへ駆けつけた33673人のファン・サポーター、そしてDAZNの視聴者に二転三転した判定への明確な説明が届かなかったことを、Jリーグは絶対に忘れてはいけない。

https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20190714-00010002-wordleafs-socc

 

読者の方より。う~ん。

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