石井紘人のFootball Referee Journal

無料:レオシルバは「完全なハンド。VAR必要」(加藤浩次氏)「PKが与えられるシーンかと思いますけど、レフェリーからすると頭に当たっているように見えたのかもしれない」(鈴木啓太氏)【セレッソ大阪×鹿島アントラーズ:松尾一審判団ハイライト批評】  

ボールを手または腕で扱う

ハンドの反則を判定するにあたり、腕の上限は脇の下の最も奥の位置までのところとする。

 

競技者が次のことを行った場合、反則となる。

手や腕をボールの方向に動かす場合を含め、手や腕を用いて意図的にボールに触れる。

ゴールキーパーを含め、偶発的であっても、手や腕から相手チームのゴールに直接得点する。

偶発的であっても、ボールが自分や味方競技者の手や腕に触れた直後に

・ 相手競技者のゴールに得点する。

・ 得点の機会を作り出す。

 

次のように手や腕でボールに触れたとき

・ 手や腕を用いて競技者の体を不自然に大きくした。

・ 競技者の手や腕が肩の位置以上の高さにある(競技者が意図的にボールをプレーしたのち、ボールがその競技者の手や腕に触れた場合を除く)。

 

上記の競技規則が適用されるかどうか、『スーパーサッカー』(TBS)が取り上げた。

後半のアディッショナルタイム、松尾のロングスローからこぼれたボールをヨニッチがシュートをはなつと、ブロックにきたレオ・シルバの腕にボールが当たるがハンドボールの適用はなし。

鈴木啓太氏は「これは手に当たっているので、PKが与えられるシーンかと思いますけど、レフェリーからすると頭に当たっているように見えたのかもしれない」と解説すると、加藤浩次「完全なハンドですね。VARやっぱりいるな」と評した。

ちなみに、番組内では語られなかったが、「競技者の手や腕が肩の位置以上の高さにある」ためファウルという適用となるかが論点だ。

後ほど全体の審判批評をアップしたい。

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