石井紘人のFootball Referee Journal

無料:選手が自らを有利にするために主審を利用しようとしなければレフェリーは黒子でいられる基本的には【カメルーン×サッカー #日本代表 オランダのトリオ・ネイハウス審判団批評】 #daihyo

10秒、キッキング。2分の南野は不用意にチャージしたということでファウルに。8分の安西のプッシングをとったように、貰いに行くようなシーンでも影響をみてくれる。

選手たちの戦う姿勢を見ながらも、倒れると影響を見てくれる親善試合らしい基準である。12分の南野が倒れたシーンも基準通りにファウルをとってくれた。

もちろん、倒れれば何でもファウルという訳ではなく、17分のペナルティーエリア(PA)内で安西が倒れたシーンの腕は不用意ではなく、かつ自らコースに入っていったということでとらない。71分の柴崎のチャージもボールにプレーできる範囲内のためノーファウルとする。

23分、カウンターをファウルで止めに行った富安にアドバンテージではなく、警告を与える。37分にも足にスライディングする格好になった原口に警告を与えたように、カード基準も厳しい。後半に入っても基準は貫徹しており、47分には大迫の足にスライディングする格好になったオナナに警告。90+3分のサイドを突破されPA内に入られそうになった所をファウルで止めたシーンは公式記録を待ちたい。

88分の酒井の守備は今日の基準ならファウルになるかと思ったが、ギリギリ、もしくは死角だったか。それでも両選手共にジャッジを受け入れてプレーに集中する。

総評は表題のようなレフェリングだった。

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