石井紘人のFootball Referee Journal

【無料投票】コラム:審判とGKの孤独と責任は似ているが、違いが一つある #Jリーグアウォーズ は西村雄一主審と武部陽介副審!では読者が選ぶ2020年最優秀レフェリーは?


2020年は審判界に変化のあった年だった。

家本政明主審がスタートさせたnoteにはフットボールの本質、レフェリーの捉え方が記されており、“チームを応援する側”とレフェリーの距離が近付いた気がする。

数年前であれば、SNSは罵詈雑言の嵐となったかもしれない。

しかし、地道に蒔いてきた種が、引退間近になって実を結んでいる気がする。

そんな2020年、J.league awards最優秀レフェリーは西村雄一主審、最優秀アシスタントレフェリーは武部陽介副審となったが、読者の皆様が選ぶとすれば、どの審判員でしょうか?

 

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    ■「2020年最優秀レフェリー投票」

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    審判員とゴールキーパーは似ている気がする。

    ひとつのミスが試合に与える影響は計り知れず、かくも多くのことを依存される。そして、そこに立てるのはかくも少ない人でもある。

    川口能活や楢崎正剛と同世代だったゴールキーパーが、国民の注目を浴びることはなかった。なぜならば、ゴールキーパーとして日本代表のピッチに立てるのは一人。日本代表選手として選出されるのは三人だが、実際は二人の競争となることが多い。フィールドプレーヤーならば、10人という枠が存在するが、ゴールキーパーに用意されるスポットライトはひとつしかなく、怪我以外で途中交代枠は使われず、同様に入れ替わりもあまりない。

    それは審判員も同様だ。FIFAワールドカップ2002年日韓大会に選ばれたのは上川徹だったが、岡田正義もエントリーされていた。どんなに優秀であっても、同国から二人がワールドカップに選出されることはないし、決勝など桧舞台に立てるのはその中からさらに一人に絞られる。ゴールキーパー同様に、孤独極まりない。

    そんな審判員とゴールキーパーには大きな違いがある。ゴールキーパーは「ファインセーブ」と言って褒めてもらえるが、審判員が喜ばれることは、まずない。

    ということで、たまには褒めてみませんか?

    毎年恒例のフットボールレフェリージャーナル最優秀レフェリーを選ぶという形で(参考記事:レフェリーとGKは似ているが、違いは“褒めて貰えるか”)!

     

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