石井紘人のFootball Referee Journal

【無料】第99回全国高校サッカー選手権大会のレフェリング判定ジャッジ基準は? #関東第一 (東京)× #山辺 (奈良):清水修平審判団批評 #高校サッカー #選手権

【無料投票】読者の皆様、2020年最優秀主審だと思うレフェリーは?

■わりとアディッショナルタイムを細かくみる傾向?

4分、キッキング。8分の接触も、互いにボールにプレーする中での接触、不用意ではないということで神経質にはみない。基準を示していく。20分にはロールバックするなど、アドバンテージを促しながらも、不利にならないようにする。28分も8分の基準を貫徹した。34分のように貰いにいくような倒れ方も突き放すことで、選手たちに自発的に起き上らせる。79分も同様だ。

53分は腕の位置とボールとの距離からハンドの反則は適用せず。

66分には故意ではなく、程度も懲戒罰まではいかないが、ファウルを受けた選手が痛んだため。かつ、ベンチが声を上げたため、試合を止める。そして、ファウルをした選手に「気を付けて」と声をかけ、ファウルを受けた選手が苛立たないように、「大丈夫」と丁寧にコミュニケーションをとる。表現力やエンパシーも意識されていた。

54分には遅れてスライディングする格好になったため。80分にもターンする際に腕を振って相手に当てる格好になったため、警告を与えるなど、懲戒罰基準も当然といえるものだった。

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