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石井紘人のFootball Referee Journal

無料:柱谷幸一氏「今日のレフェリングの基準で行くと、縦パス、後ろからセンターバックが行くプレーには(中略)貰いに行ってたらダメでしょうね」【柏レイソル×名古屋グランパス:家本政明審判団批評】

スポーツ報知は「ジャッジ基準に一部で賛否両論が渦巻いていた」と報じ、

サッカー批評は

「この試合をタフな展開に持ち込んだ要因の一つが、激しいぶつかり合いだった。主審は激しいコンタクトでも笛を吹く回数は少なかった。それは、2月に行われた富士ゼロックス・スーパーカップ(川崎フロンターレーガンバ大阪)でも“示された”もので、今季のJリーグの指針通りではある。そのため、サイドやゴール前などピッチ上のいたるところで、球際の激しい攻防が見られることとなった」(参照リンク)とレポートした試合を審判批評したい。

フィッカデンティ監督、家本政明審判団について「(試合映像を見返し)どちらかに偏っていなかったというのがポイント。判定基準も試合開始から線引きがされていた。素晴らしい」柏レイソル×名古屋グランパス

13秒、体に競る格好になったため。選手がエキサイトしないように、両手を広げた落ち着いたジェスチャーからファウルをしたイッペイシノヅカとコミュニケーションをとる。

1分にもプレーできる範囲外からのチャージ。2分の競り合いもファウルで良かったように思うが、アクシデンタル的接触と見たのと、ファウルをとりすぎないという意味合いもあるのかもしれない。

直後にもキッキング。3分のチャージは、互いに腕を出しているため、フィフティとみる。リプレイで見れば一目瞭然だが、昨季からの基準通りである。12分のような基準に加え、11分のようにアドバンテージを適用しながら、流れるように試合を進める。

18分はフィフティにも見えたが、その後で影響したために最初の腕をとった。解説を務めた柱谷幸一氏は、一時的に厳しくなったように感じていたが、基準を変えたというより、影響度、またコントロールを考えたのだと思う。

その証左として、23分の柿谷が倒れたシーンも「このプレーは今日はなかなかとらないですね。今日のレフェリングの基準で行くと、縦パス、後ろからセンターバックが行くプレーには、ちょっととらないような感じがします。貰いに行ってたらダメでしょうね。我慢しないと」と柱谷氏は基準を感じられている。

また、その直後にイッペイシノヅカがファウルを貰ったことに、柱谷氏も「これは(23分の)柿谷からすると(名古屋に不利に)」と疑問を呈したものの、リプレイを見ると「これはかなりボールを隠している」とファウルを受け入れていた。

47分のロールバックも的確で、名古屋側の信頼が高まるレフェリングである。49分のイッペイシノヅカが倒れたシーンも今日の基準通り。54分も遅れた瀬川のチャージをとる。60分にはホールドで止める格好になった米本に笛で注意を与える。68分も互いにボールにプレーできる範囲内でチャージしており、76分も体を入れれば接触は起こるためにノーファウルとする。77分のディレイからの渡辺康太A1副審のフラッグアップも的確だ。80分のフィフティも受け入れられる。

85分には、続けてファウル行為で止めに行った長澤に反スポで警告(参考記事)。86分には接触は大きくないが、競り合い前に背後から押す影響しやすいファウルをしっかりと見極めた(参考記事)。89分にも“引っ張ってるよ”という声があがるが、アドバンテージが適用されている。

 

73分のボールアウトは名古屋にすべきだったが、それ以外ではスポーツ報知のいう「ジャッジ基準に一部で賛否両論が渦巻いていた」は感じなかった。

 

~採点基準~

4:普通に試合を終わらせた

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