石井紘人のFootball Referee Journal

無料:中村憲剛、誤審で敗れた後もレフェリーに「東城(穣・主審)さん、あの時大変だったでしょ。審判も大変だよね。今日も宜しくお願いします」【那須大亮You tube】

FBRJでも話題になった首位を走る川崎フロンターレ×サンフレッチェ広島戦で起きた“幻のゴール”。

読者コメント「誤審よりも選手の抗議を受けて判定を翻したように見えた点が良くない」「試合全体のレフェリングを」【川崎フロンターレ×サンフレッチェ広島:東城穣審判団批評】

本来はゴールとなるべきシーンがオフサイドで取り消され、川崎は01で敗れる結果になった。当時のことを、主審を務めた東城穣が那須大亮とのYou tubeで明かしている。

「(オフサイドの誤審の)四か月後くらいですかね。川崎の試合をやらせて頂く時にですね、試合前に中村憲剛選手に来て頂いて、『東城さん、あの時、大変だったでしょ』と。(審判も選手と同じようにミスが起きた後は)切り替えることは大事なのでしょうけど、私の中では大きなミスだったので、本当に皆さんに申し訳ない気持ちでいっぱいで、その後も過ごしていたんですけど、試合前にそういう声をかけて頂いて、『審判も大変だよね』『今日も宜しくお願いします』と言って頂いて、『僕らも頑張るし、東城さんもまた頑張ってね』そういう風に声をかけて頂いて、その一言で本当に救われたなと。」

中村憲剛のリスペクトある姿勢、

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また東城の積み重ねた信頼。選手と審判団の関係は決して“VS”ではない(文中敬称略)。

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