「誤審した人間とその家族には当然の報いなのだろうか。試合中の判断に伴う責任はそんなにも広い範囲におよぶのか?」「サッカーだけに注力してその世界で完結する人と、別の職を持っていてサッカーに携わっている人を同じに論じるのは違う」
どうして誤審をした審判員の実名をフルネームで報じるのだろう。
実名報道により、本人が職場で得意先に文句を言われ、パートナーや子どもが近所や学校で辛い目にあっている。
誤審した人間とその家族には当然の報いなのだろうか。
試合中の判断に伴う責任はそんなにも広い範囲におよぶのか?
— 八木あかね (@otokodetsuraiyo) March 29, 2021
『攻撃する人が問題なのであって、報道が問題ではないのでは?』
これもよく聞く意見だ。
ぼくは『審判員およびその家族への攻撃につながるような報道のあり方』を問題にしている。
犯罪者でもない私人のネガティブな情報を実名で報じることは、受け容れるべき当然のことなのだろうか?— 八木あかね (@otokodetsuraiyo) March 29, 2021
『それだけひどいことをしたんだよ』
これもよくある意見だ。
事の大小が問題なのではない。
その審判員の技量も人間性も関係ない。
実名で報道される事で、審判員の生活が脅かされる現状に異を唱えている。
審判の環境が守られないで、どうやってリーグが回っていくのだろうか?— 八木あかね (@otokodetsuraiyo) March 29, 2021