石井紘人のFootball Referee Journal

2022 FIFAワールドカップ カタール・アジア2次予選兼AFCアジアカップ 中国2023予選 #日本代表 ×モンゴル【オマル・モハメド・アルアリ審判団批評】 #daihyo

UAEのトリオが担当した試合はファウルのないフェアな立ち上がり。

そんな中でモハメド主審は、日本がミドルサードより前でボールを持っている時は争点に近付き、モンゴルの時は入りすぎないポジショニングで監視していく。18分のハンドの反則も妥当。30分のスライディングはアフター気味だったが、しっかりと足を畳んで接触をさけていたため、懲戒罰にはせず。34分のA2副審のオフサイドの見極めも的確だ。

49分のような激しめのファウル行為も時折起こるが、ラフな展開にはならない。90+1分の伊東へのチャレンジはプレー後の接触、もしくはヒットしていないと見たか。

大きく気になるようなジャッジもなく、ボールにいけず、体に影響する不用意な接触をしっかりと見極める基準を貫徹し、普通に試合を終わらせた。

 

~採点基準~

5:彼なしに試合はありえなかった

4:普通に試合を終わらせた

3:ミスにも見えるシーンがあったが、試合に影響はなかった

2:カード・得点に対する受け入れられない微妙な判定があった

1:ミスから試合に影響を与えてしまった

0:試合を壊してしまった

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