国際サッカー連盟(FIFA)グローバル・フットボール・ディベロップメント部門アーセン・ベンゲル氏「2022年カタール・ワールドカップでオフサイドを自動判定するシステムの導入を検討」

2021年04月11日 10時00分　
カテゴリ： ★無料記事

FIFAはオフサイドの見直しの中で、VAR（ビデオアシスタントレフェリー）によるチェックに時間がかかる現状を憂慮し、「準自動判定システム」で判定できる技術をテストする予定と発表。

ベンゲル氏はより進んだオフサイドであるかどうかを主審のアシスタントに直接知らせるゴールラインテクノロジー（GLT）同様の「自動化」されたオフサイド技術を支持すると『ESPN』に語った。

「自動化されたオフサイドなら、すぐにラインズマンに信号を送ることができる」

「２２年には準備できると思う。今は私たちが待たされる時間は、平均して70秒、時には1分20秒になることもある。これは非常にインパクトが大きい。なぜならば、多くの試合でゴールセレブレーションが中止されているのを目にするからだ」。

オフサイドが自動化になると、副審は選手のプレーへの関与をチェックするのみとなり、負担は減るだろう。個人的には、ボールアウトにもGLT技術が使われるようになっていく気がする。FIFAやUEFA大会など、巨額が動くビッグトーナメントのテクノロジー化が進みそうだ。