石井紘人のFootball Referee Journal

佐藤隆治主審「プレーで特に印象に残っているのは、中村 憲剛選手や、小笠原 満男選手。彼らのプレーには、何度も焦らされました(笑)」

僕が目指すのはVARの登場なしで、4人の審判団だけでスムーズに試合を進めていくこと。リアルタイムで適切なジャッジをすることを追求していきたいと思っています。

 一方でVARというツールを上手く利用することも必要不可欠だと思っています。逆に言えば、VARに使われるレフェリーにはなりたくない。常にVARに判定を任せるような安易なレフェリングはしたくない。そうするとそれだけチェックしたり、見直す時間がかかり、試合の流れが滞ってしまう。結果的には正しいジャッジに修正されるかもしれないけど、1試合で2回も3回もVARで試合が止まってしまっては、サッカーの面白味は失われていくと思います。

https://www.jleague.jp/news/article/20085/

【連載:佐藤隆治取材記】タフに

祝佐藤隆治主審ワールドカップレフェリー選出コラム:2016年のACLファイナルからチャンピオンシップ。近年のハイレベルなレフェリングの秘訣とは?

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