【サッカー人気1位】秋葉忠宏監督「前節、“言い訳”をしなか…

石井紘人のFootball Referee Jurnal

Jリーグ担当審判員のスタミナとスピードを維持するための筋力トレーニング、アジリティ、インターバル、食事など日ごろの練習【山下良美主審③】

女性審判員として初めてJリーグの試合を担当した山下良美主審の質疑応答が試合後の517日にZoomにて行われた。

山下良美主審①印象に残っている試合に等々力に20,379人が詰めかけた2015年12月の皇后杯決勝アルビレックス新潟レディース×INAC神戸レオネッサ

 

https://www.targma.jp/fbrj/2021/07/09/post11131/

 

―山下さんは五輪の審判として選ばれると思うのですが、大会まで1か月ぐらいという事で、もうあっという間なんですけど、その大会に向けて決意というか、気合もあると思うんですけど、それまでに何か審判の事を良くしたいというか、そういうのはあるんでしょうか?

 

「もちろん、よくやっていきたいです。それが、五輪がゴールというわけでは無いですけれども、日々、成長したいという思いは持っているので。とは言っても、まずは目の前にある試合に向けて、その試合を全力で取り組む事が、そこに繋がっていくと思っています。次の試合に向けて全力で取り組むっていうのが、一番のそこに向けた目標というか、目指すところです。」

 

―それはやっぱり目の前の試合もあるんですけど、やっぱりこういう国際大会である意味日本を代表して、そういう責任はどう感じるんでしょうか?

 

「はい。とても責任は大きく感じています。日本人として、日本の審判員として参加することになるので、恥じないようなというか、自分が出来る事を、自分の力を100%発揮できるように準備していきたいと思います。」

 

―基本的なことをお伺いしたいんですけども、最初選手としてやられてた時に、審判っていうのはどのような位置づけに見ていたのでしょうか?そして、先輩から誘われて審判の道に入ったと伺っていますけども、その時の率直な思いもちょっと振り返ってみて頂けますか?

 

「はい。選手時代というか、選手をやっている時、まぁ今でもそうかもしれないんですけども、審判員として活動していなかった時は、もうほんとに審判というものが目に入っていなくて、言ってみれば全く興味が無い、全く関心の無い、そんな世界でした()

自分で全然こう、見えていない存在というか、一緒に試合をしているのに全然見えていない存在で、なので、大学の先輩である坊​薗真琴(副審)に誘われたんですけども、まぁ誘われたというか一番最初は無理矢理やらされたというか()

で、最初の試合に関してはもう全然気が進まなかったんですけども、まぁとにかくやってみようと思って「1試合だけやればいいや」とそのぐらいの気持ちで始めたのがきっかけです。」

 

―いつぐらいから突き進んでみようと?

 

1試合ごとに、まぁ最初の試合はほんとに最初の笛を吹いて、時間を計って、最後の笛を吹くっていう事しか考えて無かったんですけども、やっぱりそれを終えると「もっとこうしたいな」「もっとこうしなきゃいけないな」というのが出てきて、どんどんそれが積み重なっていく。試合ごとにそれがどんどん出てきて、それをする度に次の試合をするといった感じだったんですけれども、そんな中で、やはり3級から2級審判員になるときに、当時の女子トップリーグの副審を担当することになるんですけれども、関係できる責任というか、そこの責任の重さを感じまして、2級になるのであれば、しっかり審判というものに向き合わなきゃいけないなという気持ちが芽生えてきまして、そこからは審判員への比重が大きくなったというか、少し審判員への気持ちが入りました。」

 

―昨日の試合が割り当てられた時は「キター」って感じでしたか?

「割り当てが入った時には、もちろん責任の重さも感じましたけれども、とにかく、ではもうそこに向けて準備しようという気持ちに変わったというか、それを力に変えて試合に臨もうと思いました。」

 

―先ほフィジカルの話が出ましたが、ご自分に必ず課しているトレーニングと、それからこれは男だろうが女だろうが関係ありませんが、審判としての注意している事。例えば、睡眠だけはこれだけ絶対取っているとか、判断を間違えないようにあんまり怒らないようにしてるとか()何かご自分で日常に課している、審判員としての規則というかルールがあったらまずひとつ教えてください。

 

「はい。まず、フィジカルの面に関しては、日々、毎日トレーニングをしなきゃいけないと思っています。で、特に気を付けているのが、満遍なくトレーニングを行えるようにということ。審判員として活動するにあたっては、フィジカル面で本当に色んな部分での力が必要になると思いますので、スピードであったりスタミナであったり。それが満遍なくできるようにそれぞれ、例えば1週間であれば、この日はこれやろう、この日はこれやろうとプランを立てて行うようにしています。」

 

―具体的にどのような感じですか?例えば山下さんが組み立てているプランですけれども、例えばどこかのサッカークラブと一緒にトレーニングさせてもらっているとか、たった1人でウエイトやっているとか、なにかそう具体的な所を教えていただけます?

 

(残り 1476文字/全文: 3548文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック
« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ