石井紘人のFootball Referee Journal

ゴン中山やドラゴン久保や服部年宏を改善した夏嶋隆先生に訊く 日本サッカー53年ぶり銅メダルへメキシコ撃破の秘策 カギ握る選手

家本政明主審の師匠でもあります。


 

中山雅史、服部年宏、久保竜彦――。元サッカー日本代表の名選手を見てきた動作解析のスペシャリスト・夏嶋隆氏に、銅メダルをかけたメキシコ戦に向けてのポイントを聞いた。

――スペイン戦後、久保建英選手が「(3位決定戦に)切り替えられるほどまだ強くない」と語っていました。多くの選手の本音だと思います。夏嶋先生なら、どのようにマネジメントされますか。

夏嶋 3位決定戦が始まれば、選手の頭は目の前の相手に向かいます。ですが、試合までに体力が回復していないと、徐々に考えがネガティブになります。たとえば、「体が重いな」から始まり、「守備に戻らなくてもいいか」と妥協が生じる。そういう選手が一人でもいると、チームは勝てません。ですが、選手は自ら「疲れています」とは言わないものです。森保一監督やコーチ、トレーナーが一体となって、選手の疲労度を見極めなければいけません。

https://www.j-cast.com/trend/2021/08/05417714.html

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