石井紘人のFootball Referee Journal

【無料】「どちらかというとアフター気味には厳しくとるレフェリー」(内田篤人氏)【オマーン戦モハンメド・アブドゥラ・ハッサン審判団批評】 #daihyo #日本代表

モハメド主審(参照リンク)率いる四人のセット、アンマル・アルジネイビVAR(ビデオアシスタントレフェリー)も含めてチームUAEが割り当てられた。

25秒、競り合い前に背中を押したため。2分の酒井が倒れたシーンは、ボールに少し触れた後に足が踏まれたのは見えていなかった。これはファウルをとっても良かったように思う。

7分、腕。22分には遅れたチャレンジと「どちらかというとアフター気味には厳しくとるレフェリー」(内田篤人氏)と厳しい基準を示す。18分の柴崎のチャージに注意を与えたのが最たる例だ。もちろん、20分のようにボールにプレーした後での流れの中での接触はとらない。決して神経質なレフェリングではない。

21分のボールアウトは、日本のコーナーキック(CK)にも見えるが、難しい判定ではあった。

27分、アフターで足にいったファワズに警告。基準からカードのラインも明確だ。35分にもアフターで足にいった伊東に警告。33分は競り合い時に上げた酒井の腕をとった。

 

迎えた50分。

サイドからのクロスをブロックにいった長友の腕にボールが当たったということで、モハメド主審はハンドの反則でPKをとった。が、流れで見てもそこまで気にならない腕だったので、当然、VARが助言をし、OFR(オンフィールドレビュー)に。

おそらくモハメド主審の位置からは、縦関係で、深さが分からず、腕が出ていたように見えたのだろう。しかし、映像はそうではない。ノーマルスピード、さらにスローで腕の位置を確認し、迷うことなくPKを取り消した。

 

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