石井紘人のFootball Referee Journal

無料:佐藤隆治主審、FIFAレフェリーの過酷さ「5月29日に出国して7月11日に帰ってきて、家族に会えたのは二カ月ぶり」「バブル生活は部屋から出られず、76食が弁当」 #daihyo #日本代表

国際審判員である佐藤隆治プロフェッショナルレフェリー(JFAと契約するプロの審判)が、AFC大会の厳しいバブル方式について『おおすが整形外科』のInstagramにて答えていた。意訳とはなるが、紹介したい。

「今年に入って4月に(AFC)チャンピオンズリーグでサウジアラビアに行って、三週間の(予選)大会なんですけど、帰ってきて日本で二週間の隔離」をされ、その後でJリーグの割り当てを受け、すぐにワールドカップ二次予選の割り当てで再び海外に。W杯予選後、「(日本に)帰国すると隔離があるので、そのまま(AFC)チャンピオンズリーグ行って。なので、529日に成田を出国して、711日に帰ってきて、日本で二週間の隔離生活」を終え、「家族に会えたのは二カ月ぶり」という選手同様のハードスケジュール

タイでのバブル生活は「拷問です」と明かす。

「バブル方式の生活なんですけど、各国によって違う。サウジの時は、厳しいと思ったんですけど、UAEはサウジの時よりも行動制限がきつくて。タイはその比ではなくて、一番厳しかった。裏を返せば、感染リスクを排除している。タイは空港についた時からバブルスタート。その時点で一般の方とは導線をかえて、そこから車でホテルに移動し、ホテルからは基本一歩も外に出てはいけない。外に出て良いのはオフィシャルトレーニングと試合。それ以外は一歩もダメで、ホテル自体がバリケードで警察が常駐している。ホテルの中も公式練習、試合、試合前セミナー、試合後の反省会などのミーティング以外は自室から一歩も出てはダメで、廊下にはホテルの監視カメラだけではなく、別のカメラもある。食事は三食全てお弁当が部屋の前の廊下に置かれている」「76食がお弁当」というハードな隔離生活をしいられていたそうで、「オリンピックのバブルを聞いていると、あれ?と」感じたらしい。
詳細はInstagramの動画をご覧頂きたい。

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