審判に暴言を吐いている人々に、ぜひ知ってほしいことがあります。それはどのような経緯でサッカーという競技にレフェリーが生まれたか
審判批評を始めた理由の一つでもあります。
レフェリーは、試合をするためにお願いしてやってもらっているのです。だからときに不満はあるかもしれませんが、その決定を尊重し、従わなければならないのです。
Jリーグが始まったころ、レフェリーに対する異議や暴言があまりに多かったので、私は「ストライキをやってみたら」と書いたことがあります。当時のレフェリーは全員アマチュアでしたから、生活に困ることはありません。審判をしたかったら、少年の試合でやっていれば楽しく過ごせます。
レフェリーがいなければサッカーはできません。キックオフの笛が吹かれなければ、リオネル・メッシでもゴールを決めることはできないのです。レフェリーとは何か、選手も指導者もファンも選手の保護者も、サッカーに関わる全ての人がしっかり理解し、感謝の気持ちを持ってその判定を受け入れなければなりません。
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