『取り囲み』同一チームの何人かの選手等が審判等に集団で詰め寄って、脅しをかけるような言葉や態度を用いた場合、あるいは、見苦しい抗議を執拗に繰り返し行なった
【連載:プロフェッショナルレフェリーキャンプレポート④】審判批判に厳しく、根絶を目指すプレミアリーグ「GKがPAから出てレフェリーの元にアピールに来たら警告」
規律委員会において2021明治安田生命J2リーグ 第10節の試合で起きた行為に対し、ヴァンフォーレ甲府の処分を下記のとおり決定いたしました。
【処分内容】
罰金(25万円)
【処分理由】
2021明治安田生命J2リーグ 第10節(FC琉球vsヴァンフォーレ甲府)の試合においてヴァンフォーレ甲府の複数の選手及びスタッフが審判員の判定に対して執拗に抗議したことについて、審判員より報告があった。
Jリーグ規律委員会にて、同行為について映像を用いて検証した結果、90+1分、ヴァンフォーレ甲府の複数の選手及びスタッフがテクニカルエリアを出て、審判員の判定に対して不満を表し、抗議を執拗に繰り返し行う様子を確認した。
上記の事実関係の確認を踏まえ、 (公財)日本サッカー協会 競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同行為は、「チームによる違反行為 – 同一チームの何人かの選手等が審判等に集団で詰め寄って、脅しをかけるような言葉や態度を用いた場合、あるいは、見苦しい抗議を執拗に繰り返し行なった場合、当該チームに対して罰金が科される』に該当すると判断、罰金(25万円)処分とする。
審判員にとって非常に対応が難しい行為、『取り囲み』での処分がありました。
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