無料:「際どい判定にはOFR(VAR)を」という選手やファンサポーターの声に対し、家本政明主審、扇谷健司JFA審判委員会副委員長の見解は?
――これも審判が変えられませんが、説得力を高めるために「際どい判定にはOFRを」という声をよく耳にします。
「ホームなのか、アウェイなのか。他にも様々な立場によって考え方は変わるのではないでしょうか。だからこそ、IFAB(国際サッカー評議会)はVARが助言する事象を限定しているのだと思います。「1回はOFRで映像を見たほうが良いのではないか?」という記事を目にしたことはあります。ただ、説得力を高めるためだけに試合を何回も止めて良いのかなと思いますし、求められている透明性がOFRなのかは疑問です」
鳥栖川崎戦の「こういうのはOFRして皆で映像を見た方が納得感があっていい」という意見はわかりますし、尊重いたします。
ですがその方法はIFABやFIFAが定めた正規の運用方法とは異なるJリーグ独自のものとなるので、卒業するからと言って僕が勝手にどうこうできるものではないことはご理解ください。— いえぽん@卒業します…皆さん本当にありがとうございました。 (@referee_iemoto) November 9, 2021
僕たちだって思うことは正直ありますし、もどかしさを感じながら任務に当たっているんですよ。この気持ち、少しでもわかっていただけたらと嬉しいです。
— いえぽん@卒業します…皆さん本当にありがとうございました。 (@referee_iemoto) November 9, 2021