石井紘人のFootball Referee Journal

無料:武藤嘉紀の大畑歩夢への足裏チャレンジは無謀な方法のラフプレーでイエロー?過剰な力の著しく不正なファウルでレッド?【ヴィッセル神戸×浦和レッズ戦:井上知大レフェリーと荒木友輔VAR】

J1第18節のヴィッセル神戸×浦和レッズ戦の37分、武藤嘉紀の大畑歩夢へのファウル行為が、イエローなのか、レッドなのか、『Jリーグジャッジリプレイ』(DAZN)出演者たちが議論を行った。

試合を担当した井上知大レフェリーのポジショニングからは接触の度合いが見え辛い死角だったため、判定はファウルのみ。だが、武藤のチャレンジはレッドもありうる行為。荒木友輔VARは介入し、井上レフェリーはOFR後にイエローカードを掲出した。

この判定について、平畠啓史氏は「レッドカードが出てもしょうがないと思うけど、100%レッドカードかと言われると自信はない」と語り、イエローとレッドの間であるオレンジの判定ではとジャッジした。

稲本潤一氏も同様に「レッドカードに近いイエローカードだと思う。これで一発退場になると少し可哀そう」という見解。

深野悦子氏も「いわゆるオレンジ。セオリーとしては、オレンジの場合はイエローカードを出す」とのこと。

オレンジである理由としては、「足の裏をみせてアプローチしているが、相手選手にいききってはいない。力が相手競技者にかかりきっていない。スピードは速い、強さはミドル、悪さもミドル。ポイントオブコンタクトはスレた」ためと受け入れられる判定ではないかと解説した。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ