石井紘人のFootball Referee Journal

無料:ブラウブリッツ秋田×モンテディオ山形戦の塩津祐介AR(アシスタントレフェリー)1の素晴らしいサポートと松本大主審のチームワーク、清水エスパルス×浦和レッズ戦の熊谷幸剛AR2のナイスジャッジ

『Jリーグジャッジリプレイ』がナイスジャッジを取り上げた。

一つは、ブラウブリッツ秋田×モンテディオ山形戦。松本大主審がイエローカードとジャッジしたシーンに対し、塩津祐介AR1が助言し、DOGSOで一発退場に変更となったシーンだ。

家本政明氏は「副審のナイスジャッジ」と切り出し、

「(他のDOGSOの考慮点が100%の中で)ポイントはボールをコントロールできる可能性。現場のレフェリーは(60%)くらいに下がっていた。なので無理にレッドカードではなくイエローカードと判断した」

ただ実際はDOGSOが当てはまってしまうため、

「塩津さんは真横から見ていて、勇気を持って進言された。(退場者が出るのは)フットボールにとって大きな問題じゃないですか。レフェリーが躊躇してしまうことはある。ですが、このシーンは100%(DOGSOが当てはまる事象)だから、レフェリーに助言されたと思う。

レフェリーも自分の縦位置よりも真横の方が正しく情報を処理できると素直に受け入れた。素晴らしい副審の判断とチームワークが、あえて使いますけど『正しい』判定が下された」

と称賛した。

もう一つが、清水エスパルス×浦和レッズ戦の松尾のゴールを認めた熊谷幸剛AR2のナイスジャッジだ。レッズ選手もオフサイドを感じたシーンだが、ラインをひくと、オフサイドはなし。熊谷AR2の「日本トップクラスの見極め」(家本氏)だった。

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