石井紘人のFootball Referee Journal

FIFAワールドカップ2022年カタール大会で大きなルール変更はなし【レフェリーブリーフィング①】

7月1日、日本サッカー協会(JFA)審判委員会が、報道陣への競技規則の周知を目的とした『レフェリーブリーフィング』を開催した。

扇谷健司JFA審判委員長が就任後のミッション・ビジョンを説明「審判員だけの世界に入りこまない」「世界のトップレベルで活躍する審判員を継続的に輩出する」

扇谷健司JFA審判委員会委員長の挨拶後、Jリーグでは7月30日から適用される2022/23競技規則について東城穣Jリーグ審判デベロプメントシニアマネジャー(MG)が説明を行った。

「今回は大きく変わった部分はない」と東城MGが語ったように、近年続いたような大改正はない。

しいて言うならば、ペナルティーキック(PK)のゴールキーパー(GK)の足の位置について明確に記されたこと。また、コロナ禍で生まれた最大5人・3回の交代ルールが恒久化されたことだろう。

「今回、ルールが大きく何か変わったという事はないので、選手も審判員も大きな準備は特にないのかなと思います。ただ、PK、GK関連は、審判員がもう一度確認する必要がある」と東城MGが説明したように、PKについては、グラスルールからトップまで復習は必要になる。

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