ハヤテのごときサイドチェンジを見よ。長倉颯、地味渋な仕事人としての挟持【Short Interview】
2019年にプロサッカー選手としてのキャリアを始められるか否か。それがまだ判然としていなかった昨年、長倉颯は翌年を“就職浪人”の一年にする場合に備え、意図して単位をひとつだけ残し、法政大学を卒業しないよう予定を組んでいた。しかし新体制発表の直前、FC岐阜への加入が決定。“就職”が決まった以上、大学卒業を先延ばしにする必要はない。単位回収のタイミングを図っていた長倉は、大阪キャンプ中に試験へと出かけ、一日だけ留守にした。
「岐阜に決まるのが遅かったので……」
ともかくも、卒業のための準備は整った。これで心置きなくポジション争いに臨める。
長倉は練習試合のある1月26日午前、J-GREEN堺のキャンプに復帰。午後の練習試合にも出場した。いよいよ挑戦が始まったのだ。
◆岐阜の練習参加でサイドバックに
昨年6月、岐阜の練習試合に出場した長倉は、
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