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再起をめざすフレデリック「大木監督から学ぶことは多い」【開幕直前 Pickup Interview】

 

 
 リーグ・アン(フランスリーグ1部)でプレーし、ヨーロッパリーグやUEFAチャンピオンズリーグ予選にも出場した経験のあるガボン代表のフレデリックがFC岐阜にやってきた。
 膝の負傷が影響し、近年は活躍の場から遠ざかっていたが、2月の3次キャンプでは力強いゲームメークができることを示し、サイドまたは中央の攻撃的な位置での出場を狙っている。日本のサッカー、そして大木武監督のサッカーを学び、欧州そしてガボンに伝えていきたいという真摯な姿勢で、Jリーグを舞台に復活を期す“フレッド”に意気込みを訊ねた。
 
◆ピッチ外の喧騒が影響したベルギー時代
 

サイドの仕事もできるが、どちらかと言えばゲームメークに冴えを見せる。


――モナコ、カーンで迎えた最初の二年間と、その後のスタンダール・リエージュ時代とでは、担ったポジションもプレースタイルも異なるようですね。
フレデリック たしかにポジション自体ちがいました。モナコとカーンでは左ウイングでプレーすることが多かった。個人的にいちばん得意としているのは、中盤の真ん中の攻撃的なポジション、世間で言う“10番”です。スタンダール・リエージュではポジションを移し、主に右ウイングでプレーしました。フランスからベルギーに渡ったということで、サイドもちがえば国もちがう、サッカーのレベルも異なるという状況でした。比較すれば、より楽しめていた期間はフランスのリーグ・アンでプレーしていた2シーズンだと思います。というのは、

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