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「満足していない」。快復に近づきつつある柳澤亘、右サイドから正確な矢を放つために【ショートコラム】

 

惜しいシーンをつくった。しかし結果を残せなかった試合のあとで、柳澤亘の表情は険しかった。

 粟飯原尚平が挙げた唯一のゴールシーンを振り返っても、右の頂点となっていた柳澤亘と中央で相手の圧力に耐えながらボールを収める前田遼一が、J2第15節FC町田ゼルビア戦の終盤で重要な役割を果たしていたことは間違いない。

 岐阜のゴールキックとなった後半36分にはビクトルが最後方から蹴った長いボールを前田が少し時間をかけて運び、町田の選手を引きつけてタメをつくりつつ、その間に右サイドを上がってきた柳澤へと優しいパス。柳澤がワンタッチで折り返すとこの速いパスが緩急をつけたものとなり、相手守備陣が追いつけない状態でファーへと転がっていく。ここに飛び込んだ山岸祐也が間一髪間に合わずシュートには至らなかったが、ゴールシーンよりも決定的な攻撃だった。
 その2分後にも似たようなかたち。再びビクトルが長いボールを蹴ると、最初の山岸の競り合いのところでこぼれたボールを小野悠斗が頭でダイレクトに叩き、前田に送る。セカンドボールをモノにできた有利な場面だ。これを前田から受けた山岸が右に流すと、柳澤はクロスやパスでなくグラウンダーのシュートを選択。かつ、さきほどの山岸と同様ファーサイドに走り込んだ前田が合わせられる可能性もあった場面だった。

◆計算によるシュート

 彼がシュートを撃つ場面は珍しい。なかなか得点を決められないことに業を煮やして自ら撃ちに行ったのかと思いきや、

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