ぎふマガ!~FC岐阜を徹底的に応援する公式ウェブマガジン~

磨いてきた守備が京都攻略のカギを握る。いざ西京極、首位への挑戦【J2第24節プレビュー】

 

岐阜にやってきたばかりのジュニオール バホス。初日は軽いメニューをこなすにとどまった。はたして京都戦の出場はあるのか。 ©FC GIFU


 7月25日、FC岐阜は同じJ2のヴァンフォーレ甲府からジュニオール バホスが期限付き移籍で加入する旨を発表した。バホスは明後日27日に京都市西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場で開催されるJ2第24節京都サンガF.C.戦から出場が可能となる。
 北野誠監督は昨晩、甲府から3時間半をかけてやってきたバホスについて「いちばん怖いのはけが」と言い、メディカルチェックのあと少し体を動かす程度にとどめさせたが、今後のコンディション次第では、次節に起用する可能性も残されている。
「(調子の)波がある選手なので、波をつくらないようにしてあげたい」(北野監督)
 今夏に補強した塚川孝輝、馬場賢治、バホスは、相手にとってはその名前だけで脅威となる選手たちだ。彼らを北野監督がどのようになじませ、既存のメンバーと組み合わせていくのかが期待される。
 
◆掛け値なしに強い京都サンガF.C.
 
 次節に対戦する京都サンガF.C.は現在首位。しかしその結果以上に、明確なスタイルを持ちそのサッカーを向上させようとする姿勢が印象的な好チームだ。リスペクトするべき相手だろう。ただ、容易に勝てる相手ではないにしろ、勝利を諦める必要はない。冷静に観察し、対処法を探っていきたい。
 それにしても強い。第22節でモンテディオ山形を破り、ついに1位へと浮上すると、第11節からの“負けなし”を6で止められた因縁の相手である大宮アルディージャを第23節で下し、今シーズン2回目の6戦無敗を達成している。敗れた大宮も3点を先行されながらイッペイ シノヅカとロビン シモヴィッチを投入して2点を奪い返すところまで盛り返したのはさすがだが、それだけ強い大宮を破っての首位キープだから価値がある。
 
 京都のフォーメーションは4-1-2-3。マイボールになると、

(残り 2399文字/全文: 3301文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ