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早くも正念場を迎えたFC岐阜。生き残りをかけ、FC琉球との決戦に赴く【J2第30節プレビュー】

 

今週の練習では主力組に入る機会が増えてきたフレデリック。先発かサブかは別にして、ボールの収まりどころとして役割を果たしてくれそうだ。 ©FC GIFU

メンバー入りする外国籍ゴールキーパーはビクトルか、それともヤン オレ ジーバースか。あらためてやるべきことを整えた守備ユニットとともに失点の減少をめざす。 ©FC GIFU

 夏の終わりに迎える運命の一戦──。

 明日8月31日、FC岐阜はタピック県総ひやごんスタジアムでJ2第30節に臨み、16位のFC琉球と対戦する。
 岐阜はここまで失点数が52でリーグワースト2位だが、琉球は失点数が57で同1位。1試合平均の失点数はともにほぼ2失点。同様の課題を抱えるチーム同士の対戦となる。
 前節、首位の柏レイソルに敗れた岐阜は翌日に阪南大学との練習試合をおこない、一日のオフを挟んで28日から再始動。最初のミーティングで、あらためてチームとしての戦い方を整えていくことを確認した。
「どんなシステムを採るにしろ、揃ってから(守備に)行こう」(北野誠監督)と、組織がバラバラにならないよう意識を統一。今週のトレーニングでは、相手にプレッシャーをかけに行き、獲りきれなければ初期配置に戻る、そうした基本的な動作を何度も反復、原則の大切さを刷り込んだ。こまめにメンバーを入れ替えながらの練習で、主力組にはフレデリックや北野監督が「コーチングができてよくサッカーを知っている」という新加入の當間建文が入る場面もあった。

 この成果が沖縄でどのようにあらわれるのか。北野監督は「必勝体制。いよいよ正念場が来ちゃった、というところだと思います」と、あえてユーモアを漂わせながら意気込みを語った。
 心配する我々報道陣に「大丈夫だから」と告げて旅立つ北野監督。指揮官の思惑どおりに試合をすすめることができるか。遠征メンバーの奮闘を期待したい。

◆大敗がつづく琉球。それでも攻撃力は侮れない

「琉球は

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