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功罪相半ば。チームに必要とされる“がむしゃら”な姿勢を示しつつも、致命的なミスを詫びた阿部正紀【J2第33節レポート第1報】

 

自らの責任を認めた阿部正紀。真摯に取材に応じた。

 9月22日、FC岐阜はケーズデンキスタジアム水戸でJ2第33節に臨み、水戸ホーリーホックと対戦。0-1で敗れ、勝点を伸ばすことはできなかった。

◆風上に立った後半、戦い方を徹底できず

 痛恨の場面だった。前半21分、ゴール中央方向へのバックパスを意図した阿部正紀からのボールが相手に渡るミスとなり失点。先制を許した。

 試合開始から失点を喫するまでは守備的に構え、相手が出てきたところを引っ掛けてカウンターを狙うリズムで時間を費やすことができていた。
 しかし失点を機にややバランスが崩れる。終盤は前半序盤の守備的なリズムを取り戻したものの川西翔太が下がったこともあり、0-1のままハーフタイムに持ち込むのが精一杯だった。

 この日、K’sスタのピッチには強く冷たい横風が吹いていた。風上に立つ後半、北野誠監督は長いボールを送り、押し上げるよう指示。
 前田遼一にボールを当て、

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