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鹿児島ユナイテッドFC、栃木SCとの差を縮められるか。アグレッシブな姿勢で3ポイントを狙うFC岐阜の現状とは【J2第35節プレビュー】

 

ある程度攻撃を組み立ててからのディフェンスなしのシュート練習など、攻撃面のテコ入れも感じられた今週のトレーニング内容。攻守両面を整備して山口戦に臨む。


 10月6日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ2第35節に臨み、レノファ山口FCと対戦する。勝点39でほぼ残留を確定的にしつつある山口がどういうモチベーションで長良川にやってくるのかは未知数。北野誠監督も「いろいろと試しているようだ」と言い、出方がわからない部分は残る。
 
 しかしどんな相手であろうと勝点を獲らなければいけない状況に変わりはない。
 横浜FCと引き分けた前節、マン・オブ・ザ・マッチ級の働きをした甲斐健太郎は、アラートが鳴りつづけるチーム状況を反映して現状の意気込みをこう語った。
「(残り試合は)あと9。何が何でも、というのは間違いない。(ポイントを)獲らないと話にならない。ああだこうだと言っている場合ではないと思います。ホンマにもう、死にものぐるいで勝ちたい。最低1はマストで獲っていかないと厳しくなる」
 そして北野監督はこう不敵に言う。
「鹿児島と栃木の結果次第では、山口との試合は“激アツ”なシチュエーションになりますよ」
 

できるかぎりの手を打ちつづける北野誠監督。鹿児島ユナイテッドFC、栃木SCとの争いに照準を絞る。


 鹿児島ユナイテッドFCと5差、栃木SCと3差。厳しい状況ではあるが逆転不可能な数字ではない。その日のうちに混戦となる結果もありうるのだ。戦う気持ちを途切れさせないことが、最下位脱出の可能性を残す道となる。
 
◆プレッシングがカギを握る?
 
 北野監督は

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