當間建文と塚川孝輝、松本からやってきたふたりの実像とは?【ショートコラム】
移籍後初ゴールでFC岐阜を7試合ぶりの勝利に導いたのは、今夏に松本山雅FCから期限付き移籍で加入した當間建文だった。そして塚川孝輝もまた、夏に松本からやってきた。奇しくも同じ緑色をクラブカラーとする信州よりの使者が、J2残留に向けた戦いにおける貴重な戦力になっている。ふたりについて、あらためて振り返ってみたい。
先にチームへと合流したのは塚川だった。7月27日のJ2第24節京都サンガF.C.戦でいきなり先発出場を果たし、71分間プレー。以後休まず先発をつづけ、フル出場も11回を数える。
移籍前に負傷していた當間の岐阜での初出場は8月31日のJ2第30節FC琉球戦。やはり一試合も休まず8試合連続で先発出場をつづけている。
◆ダイナミックな塚川
塚川は主に中盤の真ん中を務めるが、第33節の水戸ホーリーホック戦では1トップの前田遼一をサポートするべくフォワード的な動きを心がけ、第35節のレノファ山口FC戦や第37節の愛媛FC戦ではサイドハーフを担っていた。
ボールを奪ったあとの前方向の推進力を重視して宮本航汰や咸泳俊(ハム ヨンジュン)をサイドハーフに置いてきた北野誠監督の起用法からするとこれはこれで妥当だが、
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