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引き分けに終わった野津田の死闘。勝てば順位逆転の可能性をつなぎ、いざ鹿児島白波決戦へ【J2第38節「FC町田ゼルビアvs.FC岐阜」レポート】

 

川西翔太の攻め上がりには可能性が感じられたが、試合全体を通して決定的な場面はそう多くはなかった。


 10月27日、FC岐阜は町田市立陸上競技場でJ2第38節に臨み、FC町田ゼルビアと対戦。0-0で引き分けた。
 是が非でも勝点3が欲しい一戦だったが、20位の鹿児島ユナイテッドFCも引き分けたため、30日開催の第23節鹿児島戦に勝つことで順位を逆転できる状況。敵地での厳しい戦いで、最低限の結果を得る格好となった。
 
◆攻め込まれる一方の試合展開
 
 前半のキックオフから30分間、町田に押し込まれた。試合後の共同記者会見で北野誠監督も述べたように、もっとつないでくるかと思っていたら、予想に反して最初から長いボールをウラに蹴り込んでくる確率が高く、岐阜は自陣にへばりつかされ、前に出ていくことができなかった。
 

北野誠監督も「勝点3がほしかった」と厳しい表情。


 しかし失点はしなかった。町田が撃つシュートの多くは岐阜の守備組織にコースを妨げられ“無理矢理”のもので、ほとんどが枠を逸れていた。
 コースを制限したうえで枠内に飛ぶシュートに関しては「ウチにはいいキーパーがいるのでそこまで怖くない」と北野監督が言うとおり、ヤン オレ ジーバースが弾き、あるいはキャッチした。
 後半も攻め込まれる時間帯が多かったが、

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