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富樫佑太「正直、J3は甘くないリーグ」【新春スペシャルインタビュー】

 

リフレッシュ中の富樫佑太。(写真提供:富樫佑太)


 雌伏して時の至るのを待っていた富樫佑太が、負傷による離脱から一年近いブランクを経て復活を遂げようとしている。12月18日に24歳の誕生日を迎え、そして21日にFC岐阜との契約を更新。完全復帰の暁には、得点源として期待されるアタッカーだ。離脱している間にチームは降格。2018年にはFC琉球の一員として戦っていたJ3へと舞い戻ることになった。かつて年間16ゴールを挙げ、J2昇格に貢献したその経験を活かすべく、富樫は静かに牙を研いでいる。
 2019年12月に実施した最新ロングインタビューを新春特別公開。
 
◆右膝前十字靱帯損傷――寝返りをうつことすらできなかった
 
――2019シーズンが始まった時点では、自ら仕掛けて流れを変えていける貴重な切り札としてベンチにいて、そこからいろいろと発展していくと思ったのですが、まず、少しけがで試合に出られない時期がありましたよね。
富樫佑太 そのときはぎっくり腰で一回離脱したんです。開幕戦をぎっくり腰で欠場して、4試合に出たあと横浜FC戦の帰りにまた腰のけがをして。腰が治った翌日に5月2日の練習で膝をけがしたので、2019年に関しては「もうほんとにサッカーやってない」っていう感じですね。
 
――踏んだり蹴ったりですね……。
富樫佑太 そうですね。2019年が本厄なんですけど、

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