既に「投げ銭」を導入していたFC岐阜。先行事例をもっとアピールしよう【無料部分かなり多め/後藤勝コラム】
本日、JリーグがWeb配信中に課金を募る「投げ銭」システムを導入しようとしているという旨の報道が一部にあり、5月16日には鹿島アントラーズが実施したという記述がありました。
見逃せないのは、文中にある「Jクラブ初の試み」という記述です。
FC岐阜は、もうやってるっての!
なんなら私も課金しましたよ!
◆もうやってた! 早いぞFC岐阜
岐阜では3月20日と4月4日の2回実施。
【FC岐阜】3月20日(金・祝)トップチーム練習ライブ配信
(https://www.youtube.com/watch?v=UAIxSrqVn6M)
【FC岐阜】4月4日(土)トップチーム練習ライブ配信
(https://www.youtube.com/watch?v=zIR2S5rTeKw
クラブスタッフに訊ねたところ、蹴球夢を運営するにあたりVTuberについて色々と調べているうちに、VTuber界では投げ銭が活発に行われているのを知ったとのこと。
魅力的なシステムだ――と調査をしていた矢先に、新型コロナウイルス感染拡大の影響を受け通常の営業ができなくなったことから、とりあえず1回やってみようと実施に踏み切ったということでした。
YouTubeには“スパチャ”の略称で知られるスーパーチャットという機能があります。ライブ配信だとチャットがあるのですが、ここで課金を選択すると金額を指定でき、クレジットカードで決済できるというもので、コメントも付けられます。
決済が終わると、課金額と、コメントをした場合はそのコメントがチャット欄に表示されます。誰がおいくら万円クラブに貢献したかわかりやすく、ファン、サポーターとしても誇らしく感じられる瞬間です。
私はこれら2回の配信で、それぞれ『ぎふマガ!』の課金額500円(単位:1ぎふマガ)を課金しましたが、スタジアムDJの久世良輔さんはさらに太っ腹! 3月は2000円、4月は1000円を寄付しています。
ちなみに月にいくらまでなら出せますかと質問すると「僕自身、収入が激減しているので、無理のない範囲内にはなりますが(笑)」と前置きしたうえで、こう答えていただきました。
「FC岐阜ファンクラブや後援会の会費も、楽しませてもらっている対価としては個人的には安いと感じています。スタジアムDJの仕事がない日も、チケットやグッズを買ったりスタグルを楽しんでいるわけですし『良いプレーが見られた』『見たい選手が見られた』時にリアルタイムで投げ銭出来ることは、まさにプライスレスですね」
クラブ愛のほどがわかりますね。
久世さんはさらに、
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