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若くフレッシュな讃岐に走り負けることなかれ。攻撃精神で地元のファン、サポーターに有観客試合初の3ポイントを【7月9日練習後囲み取材~J3第3節「FC岐阜vs.カマタマーレ讃岐」Preview】

 

ヘディングシュートにも自信を見せる粟飯原尚平。サイドの得点力に期待が高まる。©FC GIFU


 明日7月11日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第3節に臨み、ここまで2連敗のカマタマーレ讃岐と対戦する。
 今節からJリーグはすべての会場で有観客試合に移行。4,000人を上限として観客を収容し、広場ではスタジアムグルメ13店舗が出店、「CCNプレゼンツ FC岐阜かさなるステージ」も実施する。それぞれソーシャルディスタンスに配慮した運営となるが、いわば口直しの開幕戦として、是が非でも勝利を収めたいところだ。
 

じょじょに輪郭が見えてきたゼムノビッチ ズドラブコ監督の2020スタイル。この攻撃精神を貫けるか。©FC GIFU


 しかし讃岐はそう甘い相手ではない。まだ勝点がないと言っても、開幕戦はガンバ大阪U-23を相手にシュート数で15対9と上回りながら得点で2対3と撃ち負けての敗戦であり、第2節も鹿児島ユナイテッドFCに前半5分の直接フリーキックによる先制点を守りきられての敗戦だった。内容が悪くないだけに今度こそ初白星をと士気を高めてくることは容易に想像できる。若い選手が多く、勢いに乗せると厄介だ。ベンチには元FC岐阜の全山海がいるほか、先発には元名古屋グランパスのセンターバック竹内彬、元FC東京のフォワード重松健太郎などといった名前も並ぶ。重松は前節ノーゴールながらシュート数は4と、何かを起こす可能性がある。また2戦連続先発の栗田マークアジェイはガーナ人の父を持つ韋駄天で、単独突破されると怖い。開幕戦ではクロスに対してファーに詰めた自身のゴールがあったが、川﨑一輝が決めたチームとしての1点目も栗田が相手ゴールキーパーに寄せていってミスを誘発したプレーが起点になっている。
 

「調子に左右されないようにしようと思っている」と言う松本拓也。毎節、好セーブを見せている。©FC GIFU


◆讃岐とこう戦う
 
 ゼムノビッチ ズドラブコ監督は「ビデオで2試合観ましたが

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