やっぱり気になってしまうので……ブラウブリッツ秋田の小研究【後藤勝コラム】※限定無料公開期間終了しました
本来ならプレビューで相手チームについてまとめて触れるところですが、どうしても日曜の試合が気になってしまい、先にブラウブリッツ秋田について書いていきます。
◆第11節のガンバ大阪U-23戦から
さて、秋田は前節のJ3第11節でガンバ大阪U-23を相手にホームで1対1。これで直近の2試合が引き分けとなり連勝が止まっている状況です。
まず、なぜガンバが最強の秋田と引き分けられたか疑問に感じている方もいらっしゃるかと思いますが、これについてはU-23のチーム力がいかに一定しないかという証明になっているように感じられます。
U-23がある程度単独チームとして活動しているガンバの場合、FC東京ほどにはトップチームとの入れ替えで大きな影響が生じることはなく、豊富なタレントが揃う背景から、2016、2018、2019シーズンは序盤から好調でした。
ただ2019シーズンに関しては途中で市丸瑞希(→FC岐阜への移籍)、髙木彰人(→モンテディオ山形への移籍)、食野亮太郎(→トップチームでの出場機会増およびマンチェスター シティへの移籍)が不在となったことが影響したのか、後半戦は黒星の数が嵩(かさ)んでいます。個人の出世と引き換えにチーム力が下がるのはセカンドチームの宿命ですが、どんどん選手が活躍して抜けていきユースからの補充が増えたほうが、J3のライバルにとってはありがたい。そういう構図であったと思います。
なお2017シーズンは5連敗スタート、最初の10試合で1勝1分8敗という今シーズンよりもよくない始まりでしたが、一時U-23の試合に出ていなかった選手が出るようになるなどして終盤の6試合は無敗でフィニッシュしています。
2020シーズンは、
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