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イヨハ理ヘンリー、4-1-4-1布陣を採る新チームでの戦線復帰に確かな手応え【8月28日練習後囲み取材~Player’s Voice】

 

先週のトレーニング二日目からメンバー入りを予感していたというイヨハ理ヘンリー。©FC GIFU


 思うような結果を残せず苦しんできたなかでも、FC岐阜のチームづくりは止まっていなかった。
 ボランチの二枚をインサイドハーフとして前に押し出し攻撃力を強化しつつ、竹田忠嗣をアンカーに置きディフェンスラインの前、いわゆるバイタルエリアに相当する場所を締めて守備を強化する。2010年FIFAワールドカップ南アフリカ大会の日本代表が、4-2-3-1から布陣を変更、本大会直前に阿部勇樹をアンカーに置く4-1-4-1を採用した経緯に似ている。
 
 アンカーと絡むセンターバック、くだんの代表では中澤佑二と田中マルクス闘莉王に相当するこのポジションをJ3第11節福島ユナイテッドFC戦で担当したのは甲斐健太郎と、もうひとりは今シーズン初メンバー入りにして初先発初出場となるイヨハ理ヘンリーだった。雷雨で後半45分間はおこなわれないまま中止となったこの試合の前半45分間を無失点で終え、新システムの手応えを感じさせる内容に、ヘンリーは確実に貢献していた。竹田が近くにいる状態で、センターバックのうちひとりは福島の1トップ、イスマイラにつくことが出来る。そこで、ヘンリーの身体能力が活きた。
 
◆有機的に連動する段階への到達。その一角に背番号27が

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