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細くとも確かに存在する勝利への道。対策を携え自分たちの力に自信を持ち、首位ブラウブリッツ秋田を迎え撃て【8月28日練習後囲み取材~J3第12節「FC岐阜vs.ブラウブリッツ秋田」Preview】

 

空中戦を得意とするブラウブリッツ秋田に対し、イヨハ理ヘンリーを含む守備陣はどう抑え込むのか。 ©FC GIFU


 明日8月30日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第12節に臨み、ブラウブリッツ秋田と対戦する。首位の秋田はここまでわずか3失点。連勝は9で止まったものの、その後の2試合を引き分けて無敗をキープしている。
 フォーメーションは4-4-2。前から激しいプレッシャーをかけて相手陣内に押し込み、コーナーキックやロングスローでどんどんハイボールを飛ばし、空中はもちろんこぼれ球をも狙う。もちろん、引いて構えた状態から繰り出すカウンターもある。かなりのハードワーク志向型であり、今シーズンの5人交代制のメリットを最大限に享受しているチームだ。なにしろゼムノビッチ ズドラブコ監督いわく「秋田はがんばるチーム。前からプレス、1時間経ったらフォワードを交代させてまた前からプレス」。プレッシャーをかけつづけて相手にチームに何もさせたくないという戦い方をしてくる。そしてブロックを敷いての、ゴール前での堅固な守備。これにJ3のチームは沈黙させられてきた。
 長年在籍してきたボランチとセンターバックによるセンターラインは揺るぎない。加えて、SC相模原から移籍してきた田中雄大(同姓同名のディフェンダーとは別人)がすばらしいセーブを連発している。いかにカウンターとセットプレーを中心とした秋田の攻撃を防ぎ、堅い秋田の守備組織を崩すのか。ゼムノビッチ監督と、前節からセンターバックの一角を担っているイヨハ理ヘンリーの言葉をもとに類推していこう。
 
◆秋田からこう点を獲る

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