松本拓也、富山で勝点3を獲るために。「最終的には自分が仕事をしなければ点が入ってしまう。キーパーとしての役割をしっかりまっとうしたい」【9月20日練習後囲み取材~Player`s Voice】
AC長野パルセイロに敗れたJ3第16節から一夜明け、9月20日の練習後、ゴールキーパーの松本拓也がWeb囲み取材に応じた。甲斐健太郎が警告の累積で次節出場停止となり、唯一の先発フル出場選手となった松本は、開幕直前から以後のすべてを知り、次節カターレ富山戦に向かうチームについて語れる立場にある。現状の課題と残る半分と少しとなったシーズンへの向き合い方について訊ねた。
◆松本拓也の現状認識と改善についての考え方
悪天候で順延の第12節を除き、第16節終了時点で15試合を消化して勝点25。あとふたつ勝てば勝点が30台に到達することを考えるとJ3リーグ中の1チームとしては悪い成績ではないが、J2昇格をめざすには不足している。まして年間トータル勝点でブラウブリッツ秋田とロアッソ熊本がそれぞれ80台と70台に到達しそうな数字を残していることを考えればなおさらだ。
この順位についてどう思うかを訊ねると、松本拓也はこう答えた。
「こんなもんじゃないのかな、というのが半分だし、
こんなもんなのかな? というのが半分、というのが正直なところです」
念のために確かめると、その心は、この順位でもおかしくはないが、ポテンシャルからすればもっと上にいてもおかしくないはずだ──という意味だった。J2に昇格するならもっと勝っていなくてはならないし、それだけの力はある。相応の結果を得なくてはいけないという気持ちは察することが出来た。
今シーズンはまず開幕前の練習試合で引いてブロックをつくる守備を実践して好感触を掴み、開幕後もそのスタイルで一定の成績を残してきた。そしてその後前からプレッシャーをかける守備やパスをつないでの攻撃など様々な取り組みを始めた頃、第8節で対策を施され藤枝MYFCに敗れた辺りから、
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