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それぞれ明確な要因があってのホーム3連敗。なぜ福島ユナイテッドFCに敗れたか、なぜ富樫佑太がゴールを挙げられたかを突き詰め、岩手遠征からの巻き返しを図れ【J3第22節「FC岐阜vs.福島ユナイテッドFC」マッチレポート】

 

イスマイラを抑えようと奮闘していたイヨハ理ヘンリー。 ©Kaz Photography/FC GIFU


 10月18日、FC岐阜は岐阜メモリアルセンター長良川競技場でJ3第22節に臨み、福島ユナイテッドFCと対戦。1-2で敗れた。これで5連戦はアウェイ2連勝のあと3連敗。振り返ると、鹿児島ユナイテッドFC戦は連戦中の“息切れ”、ブラウブリッツ秋田戦は対策が奏功しかけながらもやや不安感のあった守備が失点を機に崩壊、この福島戦では守備を修正し戦い方そのものはよく整備されながらも試合運びがうまく出来ず終盤に2点を先行され敗戦と、それぞれに負けて然るべき要因があった。前節のよくなかった点を反省しては別の問題が出てきての黒星であり、課題と改善の追いかけっこになっている。
 
 もぐら叩きのようでもあるが、負けているなりに前進しているのは確かだろう。もし昇格圏の2位以内にいれば、シーズンを過ごすうちにはこういうゲームもあると勝ちながら敗戦を反省出来るところだが、しかし現在6位の岐阜にとってはそうした余裕はない。当の選手たちにも観る者にも、悔しさなど様々な感情が去来する。とはいえ、昇格を見据えればこそ、

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