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今度こそ勝点3。攻守に課題を克服し、複数得点による勝利を狙え【J3第26節「FC岐阜 vs. カターレ富山」Preview】

 

合流したてのパウロン。カターレ富山戦には間に合わないかもしれないが、戦力に厚みが増すことは間違いない。 ©FC GIFU


 2位ロアッソ熊本に離されず、近づけるよう、勝点3を獲ることが出来るか。ここ2試合は引き分けで終わってきただけに、今度こそ“三度目の正直”で3ポイントゲットが求められる。11月8日、ホームである岐阜メモリアルセンター長良川競技場に8位のカターレ富山を迎えておこなわれるJ3第26節は勝利が最重要課題だ。
 
◆二巡目のカターレ富山とこう戦う
 
 富山は中3日で開催された10月21日の第12節順延試合でターンオーバーを施し、先発を大幅に入れ替えたチームでヴァンラーレ八戸を相手に1-1の引き分け。シュート数は28本に達した。これで浮上のきっかけを掴んだのか、再びメンバーを入れ替えた次の第23節から第25節までは守備の意識を強め、基本的にはボールを握る相手に対してカウンターを狙っていく戦い方で3連勝。理想とするボール支配は一度脇に置き、なんとかして勝点を獲ろうとスタイルを修正してきている。岐阜としても前回の対戦は忘れ、あらためて戦い方を定めていくべきだろう。
 
 富山の布陣は3-4-2-1。Y.S.C.C.横浜の3-3-2-2とは異なるがやはり3バック系統ということで、4-4-2を基本布陣とする岐阜を相手にもともとの陣形のちがいを活かしてミスマッチの状態をつくり、岐阜の選手と選手の間を通してボールを動かしてこようとする狙いがあるはず。またここ3試合のショートカウンターを含むカウンター狙いを考えれば、ホームゲームということで岐阜がある程度パスを回しながら攻めてくると予想して富山が自陣に引くことも考えられる。岐阜のパスを引っ掛けてかっさらい速攻に転じようとするその意図に乗らず、あくまでも前から強いプレッシャーをかけて相手の組織を圧壊させ、ボールを奪い一気にゴールをめざす、あるいはこれまでどおりサイド攻撃を徹底しながらゴールをめざしていきたいところだ。
 
◆パウロンはまだまだ?

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